昨日、社長に連れ立って金沢大学工学部・理学部を回って、リクルート活動をしてきました。
といっても、私が2000年から数年来行ってきたような、「OB・OGによる会社説明会」ではなく、就職担当の方を主とした教授の先生方に挨拶周りをしたんですけども…。
で、感じたことは、「地方の国公立大学でも、推薦よりも、自由応募の割合が軒並み高くなっている」こと。学部によっては、「ほとんど自由応募で、それでも決まらなかった学生を推薦で送り出す」なんてところもあるようです。とすると、企業側のリクルート活動として、教授先生方をどう説得しようと、いくら熱意を伝えようと、その効果は薄いですわね。
もうひとつは、「学生さんは、B2B企業をほとんど知らないのね」ということ。手元に商品があるような会社、一般消費者向けの宣伝をやってる会社ばっかり選ぶそうです。PanasonicとかNECとか。そんなとこ就って下手すると「実は関連子会社に配属されました」ってオチが多そうですよね。そうしたところの実態は、お付き合いがある中で多少は知っているつもりなのですが、技術者としてはあまり幸せになれない気がします。
たとえば電気系の学生だと、横河電機とかROHMとかを教授が薦めてもイイ顔しないそうです。もうちょっと視野を拡げないといけないんじゃないですかね? > (特に地方の)学生の方々